「甘い?」って聞かないで。
これは 『フルーツトマト』。
『塩トマト』 ・ 『グルメトマト』とも呼ばれる。
【 おいしいトマト 10個 】 という今日のご注文。
3~4cm程のこの小さなトマトが、1個なんと150円。
これは確かに美味しい。
でも、これを配達すると
「こんな高いトマト要らんよ~!」と怒られる。
【 おいしいトマト 】
はて?
正直なところ、あとは普通のトマト。
いつもお届けしているトマトしかない。
これだって、十分トマトの味はクリアしてるのに。
どうして今日は、こんな形容詞をわざわざつけて注文するの?
どのトマトを入れようか・・・・?
店頭で売るときもそう。
「ねぇ、これ甘い?」
って必ず聞かれる。
トマト も 果物 も とうもろこし も たくあんだって聞かれたこともあるよ。
聞きたい気持ちはよ~くわかる。
でもね、「甘くない」って断言する八百屋さんって・・・
いないよね。
しかも、たった今市場から持ってきて並べたのに・・・。
義母は冷静に「甘い甘い。うちにあるものは何でも甘い!」
って・・・・。
さすが、お義母さん。年期が違う!!
私は小さな声で、「味見してないからわからないけど、甘いですよ。」
って、なんじゃそりゃ~。
だって嘘つけないんだもん(T-T)
お願いだから「ねぇ、甘い?」ってすり寄って来ないで~。
ある時、「ねぇ、甘い?」って聞かれて、
「甘いですよ~!」って言ったら
「私、甘いのってあんまり好きじゃないのよね。」
・・・・・オイ!!じゃあ聞くな!!
ちゃんちゃん。